離島で貧乏暮らし

貧乏ネタでいろいろ書こうかなと……

明日から二週間ほど上京します

今のところ、予定は以下の通り。

  • 4月24日(水) 鹿児島 上り
  • 4月26日(金) 鹿児島ー成田便(10:15鹿児島発)で上京
  • 4月27日(土) BBのOB会的な飲み
  • 4月28日(日) 甥っ子の結婚式
  • 5月2日(木) 横浜で中学同期と飲み
  • 5月4日(土) 新宿で高校同期と飲み
  • 5月9日(木) 成田ー鹿児島便(16:30)で鹿児島
  • 5月11日(金) フェリーとしま(23:00)乗船
  • 5月12日(土) 中之島に帰還

何も予定がない日は、実家の植木屋でアルバイトしています。 実家を継いだ弟によると、人手不足で大変とのこと。

島を開けている間、荷役関係その他で色々とご不便お掛けしますが宜しくお願いします。 >各位

一昨日は十島村議員選挙の投票日、昨日はその開票日でした

一昨日4月21日は投票日だったので、一日投票所の中之島コミセンで投票箱の前に座るお仕事。 それが終わって荷役事務を片付け、22時半ごろに入港したフェリーとしまに乗り込み、開票場所の口之島へ。

村議選・村長選は口之島開票で、県や国の選挙の場合は鹿児島市内に戻って開票するとの事。 即日開票ではなく、翌日朝からの開票作業なのだけれど、投票箱の保管を口之島のコミュニティセンターで行う都合で、選管は一回船を降りて投票箱を持っていき、それから船に戻って寝る。 役場職員は明日の開票準備があるので、それを片付けてからだから、結構な深夜残業になっているはず。

翌日は朝8時にフェリーとしまを下船して、役場が送ってきた車で開票所まで移動。 弁当を頼んであったので、代金を払ったのだが、起き抜けに聞いた金額が「7500円」で、寝ぼけているので「ふーん7500円か…」と思ったのだけれど、目が覚めてくると「7500円って叙々苑の弁当以上じゃねえ? 一体どんなのがでてくるんだ?」と思ってたんだが、複数頼んだ合計が7500円だった様で、結局支払いは1500円だった。 それでも高いといえば高い弁当だと思うが、離島で材料費がやたらにかかるので、これはしょうがないのである。

選管の仕事は初めてなので、すでに何年もやっている他島の委員、委員長や役場職員の指示通りに動くだけであったが、何しろ投票数が知れているので開票やチェックもトラブル無く終わる。 判断に悩む様な投票用紙もなく当落線で複数名が同票になってくじ引きなどもなく、開票は大体スムーズに終わった。

候補者名は明瞭であるものの、震える手で書いたんだろうなと思われる投票用紙が何枚かあり、高齢者向けに座って記入できる投票記載台/ブースがあった方が良いなあと思ったり。

開票所の口之島からは二名の当選者があり、候補者一名で無投票で当選となった新村長と併せて三名の当選者に選挙管理委員長から証書を授与して11時過ぎに選挙終了。 口之島から中之島までは村営船ななしま2で戻った。 海は若干うねりはあるものの、ほぼべったりで揺れずに快適。 選挙会場を出た所で受け取った弁当を食べる時間はなかったので、持ち帰って家でレンチンして食べる。 結構旨かった。

島にあれば良いなと、ふと思ったサービス

Uberという会社があって、日本ではuber eatsという出前のアウトソーシングみたいなことをしてる外国の会社なのだが、ここの元々の仕事は「ライドシェア」と称する白タクの元締めみたいな業務である。

で、(本国で成功したevilな手口をなぞって)日本の国内法を無視する形で営業開始しようとしたらしいが、行政も既存のタクシー業界も激おこ(当然)で、ライドシェアの方は頓挫して、一部の日本のタクシー会社と提携して細々とやっているみたいである。(ライドシェアは違法なのでタクシーの配車業務代行みたいな感じなんだろう)

色々な意味でUberというのはevilな会社でロクなものじゃないんで、ホント死ねよお前らなんだけど、二種免許を持っている人間がそもそも極めて少なく、当然ながらタクシー会社も存在しないという離島なら、素人ドライバーが運転する白タク業務(ライドシェア)でも「ないよりはマシだろ」って考えもあるかなって思うのである。

「公共交通空白地有償運送」という制度があり、これを適用することで「ライドシェアを合法化する」ことができる様なので、十島村でも試みて欲しいなと思うのである。

response.jp (京丹後市の例)

昨日島に戻るなど

4月2日に鹿児島で選挙管理委員会の会議があり、面倒だったが行かない訳にもいかず出席する。
これまでも選挙の度に投票立会人を務めてきたのだが、前回の選挙まで中之島の選管をやってくれていた方が引退で、気がついてみれば島で一番長く立会人をやってきてた奴に順番が回ってきて断れなかったという、田舎ではよくあるんだろうなという理由である。 自分もまあ数年やって、それから誰かに押し付けようと考えているが、話を聞くと島によっては十年以上やっている人もいて、簡単には逃げられないかも。 orz

会議にはスーツ着て行った方が良いかもなあと考えたが、手元のスーツ二着ともスラックスがきつくてヤバい感じで着れず、思い切り普段着で出席。 まあ、会議は法と規則に則って、規程の処理を淡々と進めると言った感じではあった。 「異議ありません」以外は何も発言してなかった気がするw

で、2,3時間の会議が終わって島に帰ろうと思うと、時化で船が出ず3日は鹿児島に居残って4日に奄美大島まで飛行機で移動して名瀬に宿泊、翌5日朝に名瀬発の海上タクシーで平島まで移動し、平島から中之島までは平島の漁師さんの海上タクシーに乗り継いで昼頃に中之島に帰った。

今月の21日日曜日には村長選挙と議員選挙があり、今回は村議の代替わりも多そうで選挙運動も大変そうである。 フェリーとしまは選挙の時期には、予定通りにちゃんと復活してくれていると良いのだが。

連絡

甥っ子の結婚式に合わせて上京する予定ですが、飛行機の予約をしました。

4月26日(金)の鹿児島ー成田便(10:15鹿児島発)で上京し、4月28日(日)に結婚式に出席、5月9日(木)に成田ー鹿児島便(16:30)で鹿児島に戻り、10日に出港するはずのフェリーとしまで島に帰る予定。

いつもは鹿児島ー羽田のソラシド・エアかANAを使うんだけれども、GW期間に被るので運賃が高めだったので、今まで使ったことのないLCCジェットスターの切符を予約してみた。
ジェットスターLCCなので羽田ではなく成田に行ってしまう。 鹿児島から出てるLCCはピーチもあるんだけれど、これは関空行きの便しか無い。(結構安いみたい)
成田からだと京成で本八幡まで行き、そこで都営新宿線に乗り換えて京王線経由で実家に帰るというパターンが安くて世話無しなコース。(時間はちょっとかかる)

本当は5/3に鹿児島に戻って4日に島に戻るくらいにしたいのだけれど、GWの真ん中はLCCでも料金がクソ高くなるので……

ジェットスターは確かに安いんだけど、手回り品7kg以外の貨物には全部チャージされるとかもあって、デイパック一つで乗るくらいじゃないとそれなりに金は取られるみたい。 あと、ジェットスターはいま労使紛争があって労組にストライキ打たれる可能性があるのがちょっと気になるw

実質3日+1日しか滞在してなかった去年の秋とは違って今回は2週間いるため、前回不義理して顔を出せなかった所にも顔を出せそうです。

また、上京の際はよろしくお願いします。


<おまけ情報>

今年はフェリーとしまの長期欠航で出荷できないびわですが、長年使って大穴がいくつも空いていた防鳥ネットの隙間から入り込んだカラスの大群に畑がめちゃくちゃにされ、文字通り全滅しました。

今までも病虫害などで被害が大きかった年はあるのですが、かけた袋が100%ダメになったのは初めてで、そもそも出荷はできないとわかっていても大ショックでした。

今年はちゃんと狩猟免許(わな猟)を取ろうと思っていたのですが「ショットガンも免許取ろうか……」と思い始めている所です。

ずいぶん前にTwitterを止めてからSNS使ってなかったんだけど

イーロン・マスクに追い出されたTwitterの残党が作った(らしい)Blueskyというサービスが、招待制から自由に登録できる様になったので、アカウント作ってみた。

@eyoshida.bsky.social on Bluesky

まだ何も書き込んでないけど、分量がまとまらない雑言なんかは、ここではなくてブルースカイの方に書く様になるかも。

今年のびわ出荷ですが

フェリーとしまの運行再開がどう早くても4月半ばで、恐らく後半から月末になりそうです。

びわの方は例年よりも登熟が若干早めで、恐らく三月第四週から収穫開始して四月の第二週には終了しそうです。 今年の出荷にはフェリーとしまが使えません。

島から鹿児島への貨物の送り出しはチャーターの貨物船や谷山港発着のRORO船に頼ることになりますが、週一便〜二便程度で鹿児島到着の時間も不安定(鹿児島到着に3日かかった便がある)で、傷みやすいびわの出荷には使えそうにありません。

毎年買ってもらっている友人なども複数いて申し訳ないのですが、今年のびわ出荷は断念します。