自炊と言っても調理の方ではなく、書籍スキャンの方。
使っているスキャナの性能もあるのだけれど、スキャンをかけようとする本によっては二重送りが多発してまともにスキャンできないことがある。
紙を一枚ずつ分けてフィードするための分離片という部品が汚れてくると起こりやすいので、重送が起こる度に分離片やローラーをアルコールで拭いたりするのだが、ダメな時には何度清拭しても駄目だったりする。
昨日もそんな感じだったので、イライラしながら作業してたのだけれど、ふとした思いつきを実行した所、意外と効果があった。
思いつきというのは、ページ上端をサークルカッターで裁断すること。スキャナへの取り込みはページ上端から順に吸い込んでいくのだけれど、ページ上端は日焼けやホコリがたまったりで痛みやすい部分でもあるので、そこを切り飛ばすことでフィードミスを防ぐ可能性があると考えたのだが、やってみると実際に効果があって、重送が多発してどうしようもなかった本が一二回のミスでスキャン終了できたのだ。
糸で綴じてある様な古い文庫本や新書だと、重送多発で苦戦することが多いのだけれど、天端切り落としのひと手間がかかるのではあるけれども重送が回避できるのは非常にありがたい。
自炊で同じ問題で苛ついている人は、ダメ元で試して見る価値があると思う。
(しかし、スキャナに定番のこれを買っておけばもうちょっと楽だったかもなあ)

富士通 PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap iX1500 (両面読取/ADF/4.3インチタッチパネル/Wi-Fi対応)
- 発売日: 2018/10/12
- メディア: Personal Computers