離島で貧乏暮らし

貧乏ネタでいろいろ書こうかなと……

ふと気づいたのだが、新品の携帯電話類を買ったことが一度しか無かった

自分が携帯電話を初めて持ったのは、四半世紀前に会社で業務用に支給された携帯電話だった。 これだったような気がするが、ちょっと自信がない。

auケータイ図鑑|おもいでタイムライン

キャリアはツーカーだった。まだ携帯に参入して間もない頃で、ドコモやIDOセルラーあたりと比べると基地局が少なかったが、当時四人しかいないs設立したばかりの零細企業だったので通信料とか端末価格の安さで決めたんだろうと思う。

会社の携帯だから私用に使う訳にはいかなかったが「着信だけなら良いだろ」と、電話番号は会社関係ない人達にもあちこち教えていた様な記憶がある。 固定電話の受話器くらいのサイズでバッテリーもNiMHだから大きくて重く、この頃の携帯にはストラップは必須だった。 それでも随分作業着の胸ポケットから落としたが、それなりに丈夫に出来ていて傷だらけにはなっても数年間現場で使って支障無かった。

最初の携帯は大きく重く電池持ちが悪かったが、それでもまあなんとかなっていたのだが、会社がまた新しいのをあてがってくれたので機種更新した。

auケータイ図鑑|おもいでタイムライン

プッシュボタンだけカバーする「なんちゃってフリップ携帯」だったが、最初のストレート型携帯はこれがないので尻ポケットの中で勝手にダイヤルする場合があり、それなりに役に立つ仕組だった。 会社を辞めたのは2005年だったが、それまでずっと使ったのではないか。

世紀も21世紀に改まると、流石に私用に使える携帯電話が欲しくなったが、当時かなり安くはなってきていたものの、それでもある程度の通信料を取られたドコモやAUにするほど欲しいと言うわけでもなかったので、当時は下火になりつつあったPHSを一台契約した。(ソフトバンクも安かったが企業イメージが悪すぎた)

まだFOMAが無い時代なのでPHSの方が通信速度が早かったのも理由だったが、結局仕事以外で携帯電話を使う事はあまりなく、スクーバダイビング等で遊びに出た時にはほとんど圏外で使えないという有様で、まあ有り体に言って大失敗だった。

買ったPHSの機種はサンヨー製のストレート型でエアエッジ対応だったことと、当時ちょっと珍しい非接触型充電だったのを覚えているが、今検索してもそれらしいモノが出てこないので、ほとんど売れなかった機種なんだろう。 覚えていないが端末はゼロ円か高くても千円くらいだったはず。 そしてこれが自分で金を出して買った唯一の新品携帯電話(PHSだが)なのであった。

会社を辞めて中之島に来る前に、弟が自分がやってる植木屋の名義の新品ドコモ携帯をくれた。 フリップ式の携帯はこれが初めて。

ケータイ新製品SHOW CASE ドコモ SH700i

この丈夫な携帯も数限りなくポケットから落としたが、流石に四五年使ううちにバキバキに割れてきて電池の蓋が閉まらなくなってきたので、同じシャープのSH901iSに買い替えた。 新品ではなく中古を四五千円で購入。(確かアマゾン)

SH901iS(FOMA) サポート情報 | お客様サポート | NTTドコモ

これは液晶側の筐体がアルミで、落としてあちこち凹んだが特に機能には支障なく丈夫で良かった。 特に不満もなかったのだが、弟がスマホをくれたのでそれに乗り換えた。

T-01D - Wikipedia

色々問題のあった機種の様で、ときどきハングするのでドコモショップで見てもらったりしたが解決せず、弟にタカって別のスマホをもらった。 このスマホは時計アプリを入れて置き時計代わりに使っている。 夜中でも液晶画面いっぱいに時刻表示されるので夜中に布団からでも見やすくて、とてもよろしい。

タカったスマホ東芝からsonyに変わった。

SO-04E - Wikipedia

確か初音ミクモデル。だから何?という感じだったが。 これはあまりトラブルなく3年ほど使えたのだけれど、突然故障して電源が入らなくなり、中古通販で同じSO-04Eを買い直した。 特に気に入っているという訳ではなかったのだけれど、機種が変わると操作も多少変わるので覚え直すのが面倒だからである。

で、今年の夏前から二代目のSO-04Eも3年くらいで調子が悪くなってきた。 タッチパネルの反応が悪くなり、タッチに反応しないエリアが出始めたのである。 それが着信やアラーム停止の時スワイプ操作に使う範囲に被っていたので、着信ができないことが多くなってきた。 ハンズフリー用のイヤホンを付けて、イヤホンの着信スイッチで電話を取ることでしのいでいたのだけれども、イヤホンケーブルの始末が悪くてイライラが募り、また機種変更することにした。 例によって二千円ちょっとでアマゾンから中古を購入。

SH-03E サポート情報 | お客様サポート | NTTドコモ

長らくスマホを使っているうちに「電話機としてはガラケーの方が遥かに機械として真っ当。物理ボタン最強!」という結論に至り、ガラケーに戻したのである。 スマホと違って電話帳の引っ越しに手間が掛かったが、まあこれは仕方がない。 本当はシンビアンOSのimode携帯、'などという古い機種ではなく、ガラホにしたかったのだけれど、SO-04EのSIMカードマイクロSIMで大きく、殆どがnanoSIM対応の現行品を買うとSIM交換が必要になるので面倒だったので、2026年にはサービス終了するFOMA携帯を敢えて買ったのである。 まあそのおかげで非常に安かったのも理由だが。 やはり電話機の大きさが小さく、電池持ちも遥かに良いので充電の手間も少なくて済み、切り替えて正解だった。 特に電話機がかさばらないことは本当に良い。

電話はガラケーに切り替えたが、だからスマホが不要であると言うことにもならないので、スマホも別に買った。

AQUOS ZETA SH-04H サポート情報 | お客様サポート | NTTドコモ

これもアマゾンで中古を購入。 五千円弱だった。 SO-04EはOSバージョンが4.4と古く、アプリの多くがバージョン5.0以上を要求するのでバージョン8.0が動く機械にしたのである。 とは言え、もうドコモのサポートは終わっている機種なのでこれ以上のバージョンアップはなさそう。 ドコモのsimはガラケーに入れたので別のキャリアのsimが必要となり、値段的にmvno以外の選択肢はないので馴染みのあるDTIのサービスにした。 ここより安いサービスも結構あるが、やはり使い続けたキャリアの安心感とかも効く。

DTI SIM|用途で選べる格安SIM

これの1GBデーターのみのプラン。 要するに一番安いセットだ。 まだ契約して三週間くらいだが、通信料を見ると50MBくらいしか使ってない。 gmailの着信と天気予報のウェブサイトくらいしか用途がないのでそんなものなんだろう。 Spotifyとかで音楽聞いたりすると、あっという間に使い切るだろうなと思う。

電話も出来るプランも考えたのだが、電話+通信のプランだと料金が倍になるしデーター通信でもLineの通話は出来るんでやめた。 電話はガラケーでかければ良いのだし。