今までメインのPCで使ってきたubuntu18.04LTSだが、来年4月にはサポートも切れるので、一年早く20.04LTSに更新した。
本来なら簡単にアップデートできるはずなんだけれど、色々警告が出てスムーズに進まず、色々ググった結果aptで後から色々入れたリポジトリを全部削除することで、何とかアップデートできた。
で、困ったことが起きた。 windowsを使っていた頃からメーラーとして十年以上使い続けたsylpheedでメインのメールアカウント(pluto.dti.ne.jpドメイン)にアクセスできなくなってしまったのだ。
色々調べてみるとこういう事らしい。
opensslのセキュリティレベルを少し落とせば良いらしいが、せっかくセキュアにしたのを戻すのもなあって思うし、何より色々面倒臭そう。
これまで使ってきたメーラーのsylpheedもver.3.7が4年前に出てからは更新もなく、gmailが今年の6月にoauth2.0対応を必須条件にしてからも特に対応する情報もなく、多分有料版のsylpheed pro(windows版のみ)以外はフェードアウトする感じなので、メーラーの切り替えをすることに決めた。
sylpheedはOSSであり、有り難いことにフォークされた軽量メーラーであるcraws mailが活発に更新されているので、これに切り替えることにした。 ただ、日本人が作ってユーザーの多くが日本人だったsylpheedと違い、claws mailは海外の開発者達と海外のユーザーがメインのコミュニティーで育っているため、マニュアルやhowto情報が英語メインであるって敷居の高さはある。
もっともソフトウェア自身の日本語化は問題なく行われているので、普段使いで支障が出るということはない。今の所受信したメールの文字化け等も生じていない。(ヘルプもFAQも全部英語だけど)
ただ、sylpheedのwindows版からlinux版への移行はメールフォルダと設定ファイル群のコピペであっさり終わったのだけれど、claws mailはシルフィードのフォークとは言え、もう全然違うソフトウェアではあるので設定ファイル等に全然使いまわしが効かず、受信メールの振り分け設定などには相当時間を食わされた。(半日くらいかかった気がする)
claws mailの画面はこんな感じである。
UIのデザインはちょっと古くさいが、もうemailを使い始めて三十年くらいになるジジイには、これくらいのクソダサのインターフェースが一番馴染んで使いやすいのであるよ。