先週落札したメカニカルキーボード(ARCHISS ProgresTouch RETRO TINY)がやっと土曜日に届く。 USBケーブルが別に必用なタイプで、最近あまり見ないUSB ミニBの端子が付いている。
今時はスマホで標準になってるType-Cか一昔前に標準だったマイクロB端子だと思っていたのであるが、当てが外れた。 色々抽出しを漁ってマイクロBのUSBケーブルを引っ張り出したが長さが短い。 足りなかったら買わなきゃなと思いつつ繋いでみると、長さギリギリでPC本体と繋がったので一安心。
サイズはいわゆる「65%キーボード」で、HHKB Lite2よりも横幅がキー一つ分大きく、縦幅は逆にキー一つ分小さい。 そういう小さいキーボードなのだが重さは720gと結構な重さで、サイズの割には比較的重めのHHKB Lite2よりも100g以上重い。
メカニカルキーボードは底に鉄板入れて剛性と重量を稼いでる品物が多い様で、このキーボードもその類らしい。 まあ持ち歩く訳ではなく、小さなキーボードでも重さのおかげで安定して入力できる(これはHHKBでも共通の利点だった)ので、使っていて感触は良い。 キーのレイアウトも記号がUS配列ではない以外は大体がHHKB Lite2と同じなので、使っていて違和感も小さい。(今この文章もアーキスのキーボードで打っている) とりあえずの有り物で使っていたエレコムの1500円くらいのキーボードは、ミスタイプ連発でかなりストレス溜まったので、HHKBと似たレイアウト・サイズのキーボードを選んでおいて正解だった。
キースイッチはcherryの赤軸でクリック感がないタイプ。 使っていたHHKB Lite2はメンブランキースイッチで、ラバードームが経年劣化で固くなってきていたので、キーがかなり重かったのだが、このキーボードは適度なキーの重さになっていて使い心地は良好。 引っかかりのあるキーもない。
キーのカタカタ音も「いかにもプラスチック」というカシャカシャした軽い音が出るメンブランスイッチとは違う制動の効いたカタカタ音で悪くない。
後はキーボードの寿命が長く保って欲しい所だが、基本的にメンブランキースイッチよりもメカニカルキースイッチの方が耐久性が高いはずなので、10年以上は使えて欲しいなと思っている。 まあ死ぬまで買い換えずに済めば一番なのだが。