火曜日に注文したパーツが届いていたので、さっそく故障したPCのマザーボードを交換する。 CPUは現用のi7ー4770と交換し、メモリも現用の8GB dimmを交換先の2GB+2GBのメモリに追加する。 CPUはともかく、メモリが正しく認識されるかどうかが不安だったが、起動してみるとBIOSからは問題なく12GBと認識され一安心。
SSDからすんなりとOSが起動せず、BIOSの設定を二三回いじって何とか起動に成功。 ストレージの方には異常は無く以前と変わらない条件で使えそうであったのだが、どうもデータストレージのHDDにリンクしているシンボリックリンクが壊れている様子。 また、長らく起動できていなかったためにいきなり立ち上がった自動バックアップソフトウェアも異常終了で、何か問題がある様子。
ただHDD自体にはファイラーからアクセス出来るので、メディア自体には問題は無さそうだったため、色々いじってみると、どうも自動マウントの設定が変わったらしい。
ubuntuの場合、ディスクのマウントは /media/(ユーザ名)/hoge (hogeはメディアにつけた名前)なんだけど、2台接続しているHDDの名前が"hoge" "hogehoge"から"hoge1" "hogehoge1"に変わってしまっていて、それが原因でシンボリックリンクが壊れている様だった。 で、壊れたリンクを削除して新しく作り直し、ハックアップソフトウェア(Déjà Dup)は設定を最初からやり直して、何とか復旧。
ただ、バックアップの方はバックアップ元のディスク名が変わったことで「別のHDD」と扱われてしまい、保存先のHDDでの容量が保存元ファイルサイズの2倍になってしまっている。 まあ半年位で古い名前に紐付けられたバックアップデーターは自動消去されるので、手動で古いバックアップを消すのは止めておくことにした。
その状態で水木金土と使ってきて、とりあえず動作に問題は無くメモリも増えて良い感じだったのだが、どうもビデオカードのドライバの調子が悪く画面描画が遅い。 多分これはハードウェア側の問題ではなく、OS側の問題でカーネルのアップデート待ちになるんじゃないかと思っている。
それより問題なのが、25年ほど使ってきたHHKB Lite2が突然故障してしまい、入力できないキーが1/5ほど出てきたのである。 もちろんもう使えないのでお別れである。 PC本体にはあまり愛着を感じない方で、故障すればすぐゴミとみなして捨てる方だが、さすがに奉職四半世紀の古株ペリフェラルとのお別れは悲しい。
「アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない」
上記はHHKBの開発者だった和田英一先生の言葉だが、自分にとってはまさにこの言葉通りに物事が進んだ。 もう記憶がいい加減だが、最初にHHKBを買って取り付けたのは勤め人時代に使っていたathronマシンだったはずで、そこからpentium4マシンに更新し、中之島に引っ越してi3 530マシンを村の補助金で購入し、MB故障でセレロンG1840を入れたhaswell世代のMBに更新、同じMBでCPUをi5-4570, i7-4770と更新して、先日再びMB故障で更新するまで、ずっと手元で働きつづけたキーボードであるから、ざっと馬=PCの方はCPU単位なら6頭、MB単位でも4頭に載せつづけた鞍なのだ。 マウスも本当は同じ物を使い続けたいがマイクロスイッチの消耗が激しくてPC本体よりもずっと短寿命なのでしょうがない。(ゲーミングマウスを含め十個以上使い潰してると思う)
今はたまたま手持ちにあったエレコムの激安キーボードを使っているけれど、配列が全然違うので使いにくくて仕方がない。 やはりHHKBで更新したいが、生産が続いていて中古でも状態が良い事が期待できるのは、HHKB Professionalとかになるのだが、それは2.5k〜4.4k JPYの高級キーボードで、ヤフオク中古で買っても普通に2万以上で落札という有様であり、ちょっと手が出ない。 一応静電容量式キースイッチの出物が10k jpyであったので入札したが、すぐに値が釣り上がるのは目に見えてるので期待できない。 耐久性に定評がある東プレ製のキーボード(基本的に高いが、たまに数千円で落ちる)か、もう中古しかないがHHKB Lite2を数千円で落とすかになりそうである。
まあ、三万出してHHKBを新品で買えば、間違いなく死ぬまで使えるので思い切って買っちゃおうかなと思わないでもないのだが。