日曜日に鹿児島に上る前に、６００円で落としたwinタブ（NEC VersaPro VK24VT-J ただし送料込みで２１００円かかってるw）が届いたので、さっそくいじってみようとしたのだけれど、インストール操作するにはキーボードとUSBメモリをつなぐためのUSBハブが必要であるということが分かり、病院に行った後に中央駅の駅ビルに入っているビックカメラで購入する。
USBハブが意外と高くて２２００円もしたので、ここまででトータル４５００円弱かかっていて全然割安になってない。 多分送料込みで4500円出せば、12インチでCore i第四世代くらいのミニノートPCが余裕で買えてるはずで、安物買いの銭失いとはまさにこの事w 後悔先に立たずであるが、まあしかたがないと諦めておもちゃをいじり倒す事で元を取った気になろうと思う。
で、すでにインストールされているwin10の方は、想像ほどひどく重いという事はなかったのだけれど、軽快とは絶対に言えない調子であったし、しばらく使っているとメモリ2GBの縛りが効いてきてswapがかかる様になってくるので、そうなるともうとても使える状態ではなくなる。 ストレージがSSDならもうちょっとマシだったと思うが、残念ながらこの機械はeMMc64GBでHDDと大差ないスピードだから、swapがかかったらもうダメなんである。
古い機械であることが幸いして、タブレットのくせにUSB-Aの差し込みがついてるので、そこにハブをつなぎ、それにインストール用のUSBメモリとデスクトップにつないでるキーボード＋マウスを接続する。 色々厄介と言われるUEFI(32bit)の機械なので、インストールするOSにはMX-Linux（xfce版 32bit）を選んだ。(本当はfluxbox版を入れる積もりだったがブートデバイスを焼きこむ時に失敗したのでxfceに変更したのである)
インストール前にUEFIをいったん起動（電源と音量ボタン両押しで起動する）して、セキュアブートを殺すのとブートデバイスの優先をUSB-HDDに変更する。 それからリブートをかけると、すんなりMX-Linuxの起動画面に遷移して一分足らずで起動した。 さすがに今時の32bit版linuxならBIOSでなければ起動しないとか言う縛りはなくなっているのかも。（debian系以外はわからんけど、今ある32bit linuxってほとんどdebian系だしな）
起動さえクリアしてしまえば、後は普通にインストールするだけなので、今のwindows10を上書きする形でフルインストール。 wifiの設定をしてネットに繋ぎ、apt update, apt upgradeで最新版にアップデートする。
色々いじって見たところ、音が出ない、カメラを認識しないなどの不具合はあるものの、ウェブブラウザやlibreofficeは普通に動くので、とりあえずは及第点。 ただ、firefoxでyoutubeを見たところ、4k動画などでは明らかにコマ落ちしていて処理能力が足りてない様子。 CPUパワーから見ればもうちょっと軽快に動いても良いと思われるので、デスクトップ環境をxfceからfluxboxに変更して確認してみるつもりである。
なお、前に買って荷役倉庫でデータ入力に使っているミニノートPCはMX-Linux（fluxbox版32bit)が入っていて、libreofficeでの作業では若干もたつきがあったので、USBメモリで起動する（バージョンの古い）puppy linuxを使ってみたりしたのだけれど、ウィンドウマネージャをfluxboxからさらに軽いJWMに変えてみると相当処理が軽くなった。（ただしブラウザはやっぱり使いものにならないが）
JWMはpuppyも採用しているウィンドウマネージャだが、中量級と言われるMX-linuxでもこれを使うとpuppy並に軽くなる気がする。 それならと思い、さらに軽いと思われたタイル型ウィンドウマネージャのi3-wmを試してみた。 i3 (ウィンドウマネージャ) - Wikipedia
JWMで十分軽いとは思ったのだが、ウィンドウマネージャの設定方法がよく分からず、表示フォントが小さすぎて読みづらかったが、i3-wmの方はあっさり設定できて、12インチの小さな画面でも老眼にやさしいサイズにできた。 そして予想通りに動作が軽くなった。 JWMよりもさらに軽い。
ただ、操作がキーボード主体になってプルダウンメニューなどはつかえないという、CUIっぽいGUIなので、ショートカットを覚えるまではチートシート必携。（なのでプリントアウトしたw）
タブレットの方もこれにしようかなと考えている。 メモリ２GBの軛はやはり重かったw
