離島で貧乏暮らし

貧乏ネタでいろいろ書こうかなと……

ようやく中之島に戻るなど

先月29日の宝島折り返し便で慌ただしく鹿児島に上り、先日の検便で「要精密検査」の結果が出たため、8月1日に予備診察、3日に大腸の内視鏡検査を受ける。
検査では特にガンや大きなポリプなどは見つからず、恐らく内痔核(いぼ痔)の出血とのこと。
年齢的にガンがあっても不思議ではないし小さなポリプはあるので、来年も検査しろと言われる。

検査は前日の食事制限(消化の悪いものがダメ)と当日の下剤飲用3リットル弱がちょっとキツイものの、検査は鎮静剤で寝ている間に行われるので特に大変なことはない。 終わってから腹部に軽い膨満感と痛みがあったが、二三時間で消えた。
で、予定では4日の金曜出し便で中之島に帰る予定だったのだが、出発日の29日には真っ直ぐ中国に上陸して消える予報だった台風6号が、31日の予報では沖縄の北で折り返すコースに予報が変わっており、4日の金曜出し便は欠航決定、7日の月曜出し便もほぼ確定で欠航という有様に。
月曜出し便は欠航ではなく出港延期で10日木曜日に出港になったので、11日の金曜日には帰れることになった。 自分の様に7月29日に上った場合でも二週間弱帰れなかった訳で、もっと前の日に鹿児島に上っていた人は二週間以上たっぷり足止めを喰らっていたことになる。

本来でも丸一週間が2日の検査のために潰れてしまう訳だったが、台風のおかげで丸一週間追加になり、持ち出しも倍になり暇をつぶすのも大変だった。 いつもは県立図書館で暇をつぶすのだが、いくらでも本が読めるとはいえ、丸一日図書館にいるのも厳しいものがある。 県立図書館の近くには食事ができる所もないので、午前中は図書館にいて二時三時にそこを出て遅めの昼食というパターンが多く、食事後の時間を潰すのが大変である。 図書館に戻る手もあるが結構歩くことになり、クソ暑い夏や雨風の強い日はあまりやりたくない。

去年オープンした鹿児島市立の天文館図書館が足の便の良い所にあり、施設もきれいで良いのだが、好条件なだけに混んでおり、新設間もないということで蔵書もまだ少ない。(その分きれいな本がほとんどだが)
窓際に沢山並んだ予約席は電源と充電用USB端子が各テーブルにあって、PCで書き物もできるしスマホの充電もできて、ペットボトル飲料くらいなら持ち込める。 閲覧室での飲食は厳禁で、PCが使えるテーブルが4席しかない県立図書館よりも大分快適なのだが、一回に予約席を利用できる時間が90分まで×2回/日で鹿児島市民以外はゲスト利用なのでネット予約ができないなど、ちょっと残念な所もある。
図書館内の一角が階段ホールになっていて、そこで良く無料の催し物をやっているので、それも結構暇つぶしになった。
隅の一角には小さな子供が遊べる様なスペースもあり、カフェもあるので、県立図書館と比べると明らかに子連れの女性客が多い。 読書家は男よりもむしろ女性の方がずっと多いというのが自分の感じる所なので、女性(とりわけ子育て期の)の利用の便が良い様に作られていて、良い試みじゃないかと思う。

天文館図書館(5F)

ここ数年は、鹿児島での宿泊先がビジネスホテルとかではなくネットカフェになっている。 15時間利用しても3500円くらいだし、無料でシャワーが使えてドリンクバーが無料でマンガも雑誌も大量にあるし、PCも当然使えるので時間はいくらでも潰せる。

フルフラット席だと中が1.5×2mくらいなのでビジホと比べれば格段の狭苦しさはあるが、カプセルホテルよりは大分マシだし、フェリーとしまの二等寝台の倍くらいはあるので個人的には充分過ぎる。
ただまあ客層が悪い事は否めず、共用のシャワーを使った後にブース内を洗い流さず、毛だらけにして出る奴がいるし、洋式便座の便座を上げずに用を足して、便座から床から小便で汚しても平気な奴がいるし、スマホのアラームを朝6時に鳴りっぱなしにする奴が普通にいるし、飲み過ぎて終電終バスが無くなり、帰宅出来なくなった奴なんだろうが、いびきのうるさいのが必ずいる。
シャワー・トイレ共用なのはドミトリー形式の安宿も一緒だが、外人利用者の多いドミトリーの方が客のマナーは大分マシなように思う。

一部の個室席は鍵がかかって隣との仕切りもパーテーションではなくしっかり壁になっているみたいだが、普通の席の仕切りは高さ2m弱の事務所用パーテーションなので、防音性とかはゼロである。
自分はうるさい場所でも寝られるので問題ないが、そうでない場合は耳栓が必須かも知れない。 ちなみにフェリーとしまでもいびきがすごい客はしばしばいるので、耳栓を待合所に置けば結構売れるかも知れない。 最近安くなってきたノイズキャンセリング式のイヤフォンも良いかも知れない。

今回の台風6号鹿児島市にもかなり影響があるコースだったので、8日と9日は大雨&強風で外出出来そうな感じではなかったため、ほぼネットカフェに籠城するつもりでいたのだが、あろうことか七日の深夜に「当店は8日朝から10日まで臨時閉店します」と言うことになり、慌ててホテルの予約をすることになった。
どんな安ホテルでも台風が来るという日に客を締め出したりはしないが、ネットカフェは(建前上)宿泊施設ではないのでそこら辺は非常にドライであった。

幸いと言うか台風接近で旅行客も少なくなっているらしく、宿はあっさり取れたのと、8日の天候悪化が15時以降だった事もあって、それほど雨ざらしになること無くチェックインできたのだけれど、8日からは県立図書館、天文館図書館とも臨時閉館、デパート、書店その他の小売業も軒並み閉まってしまい、市電も始発から動かずで往生した。 ただ、高見馬場のブックオフは営業してたのでありがたかった。
マクドナルドやモスバーガーも8日の営業は15時までに短縮されていた。
(9日は一日中休業の張り紙が)
マクドナルドではUberの兄ちゃんも配達してて、見た時には風雨共に大したことの無い時間だったけれど、大変だなと思ったことであった。

ホテルにチェックインしてからはTVのデーター放送をずっと眺めて台風情報の収集に努める。
普通のビジネスホテルを取れば良かったのだけれど、宿泊費半額のカプセルホテルにしたので、PCが使えなかったためである。 まあ、持っていったパソコンは骨董品のNETbook(32bitCPUであるよ)で、ブラウザなんかはまともに動かないのではあるが。
(こういうテキスト打ちのために持っていったのである)

TVを見なくなって三十年以上になり、地デジのデーター放送など見る機会はほとんど無かったのだけれど、台風情報も災害情報も意外と充実してるし更新も結構まめで、(十島村には関係ないが)河川水位の情報等もしっかりあって、PCが使えない状態なら、地デジのデーター放送は災害時の情報収集には悪くないなと見直した。

翌日9日は前日夜中から大雨で、昼間は一日中カプセルホテルのロビーで過ごしていた。 前日にブックオフで100円古書を何冊か買えていたので、とりあえずそれで時間は潰せた。文庫本は3冊買ってあったが全部読んだ。ラノベだったので読み終わりまで時間がちょっと短いが、サクサク読めない本は時間つぶしに向いてないので、これはまあしょうがない。
夕方になって雨風が多少弱まってきたので、近所のコンビニに行く。 さすがに配達トラックの手配が厳しかった様で、パンや弁当などの棚がやや寂しかったが、根性で営業していてありがたかった。

10日になって雨も止み、フェリーとしまの出港も確認したので午前中に切符を買いに行く。 読み終わった本だの汚れた着替えだのをコインロッカーに押し込んでリュックサックを軽くする。 重い方が運動になるんだろうが、何だかんだで一日4〜5kmは歩くので、10kg越えたザックではちょっとキツい。
一週間のつもりで準備した着替えなので、一回全部ネットカフェのコインランドリーで洗っているのだが、いま着てる服がかなりヤバい。 上着の上下をもう一着持ってきておけば良かった。
(帰ってから全部洗濯したのだが、やはり履きっぱなしだったクライミングパンツの汚れがひどかった)

結局10日は天文館図書館でほとんど時間潰しした感じである。 図書館にあるキャンピング関係の蔵書は、半分位読んだ気がする。

帰りのフェリーとしまは意外と揺れなかった。 今まで一番荒れた航海は口之島で畜産関係の催しがあった時の特別便だったが、がぶりまくって船底の方から波を叩く音がバンバン響いてくる感じで、トイレに行くのも手摺りをしっかり握っていないと危ないという荒れ方だったが、それと比べればべた凪と言って良いくらいの穏やかさであった。