8時の予報だと台風の中心は喜界島・奄美大島の沖合い。
奄美大島の笠利崎灯台の風速は25m/sを越えてきており、そろそろ暴風圏に入る。
中之島灯台はまだ15m/s手前だけれど、すでに強風圏に入っている。 気圧も少しづつだが下がってきている。
風向が北北東で集落は風裏に入るため、中之島の東区・西区ではあまり風を感じないが、アメダスを見ると地形的に東西に風の抜けやすい日の出地区は10m以上吹いている様だ。 雨も時折パラつく程度だが午後から本降りになり風も徐々に強まる予想。
とは言え、台風の足が遅くて本格的に荒れてくるのは明日28日と明後日29日。 今回は強風と大雨、台風中心が東シナ海側の直近を通る悪いコースなので、厳戒態勢を取る…… はずなのだけれど、防災無線の調子を見る限り役場の危機感をあまり感じない。
今回の台風10号は最大平均風速が30-40m/sで予想降水量が500-600mmという、非常に危険な代物なんで早めに避難勧告を出した方が良いと思うがな。
なお、今の段階でも予報円が大きめで、コース予測が難しい様子。 下図中の点は28日21時の各アンサンブルにおける中心位置。 大きくバラついているのが分かる。