離島で貧乏暮らし

貧乏ネタでいろいろ書こうかなと……

台風10号の予測進路、さらに西側にズレる

今日の気象庁の台風予報はこんな感じ。 昨日よりも予想進路が西寄りになり、十島村全体が28日(水)の予報円に入ることに。 つまり直撃コース。

8/26 9時 気象庁予報

アンサンブル予報はこんな感じ。 ピンクの太い実線がECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)の予測コースだが、ぐにゃぐにゃに曲がっててアンサンブル予報の結果が相当バラついている(予測が難しい)ことを示唆している。
気象庁とGFS(米国国立気象局)の予測も若干の違いがある。(予測がやさしい場合には、この二つはあまりズレが無いことが多い)  27日9時の予測中心位置を示す点も広くバラついていて、進路・スピードともに幅が大きいことを示している。

アンサンブル予報 (gpvweather.comより)

(予測される)最接近時の風況はECMWFとGFSをそれぞれ示すとこんな感じ。

予測風況(Windy.comよりECMWFデータ)
予測風況(Windy.comよりGFSデータ)

ECMWFの予測では中之島最接近が28日(水)23時前後、GFSでは28日(水)午前3時前後とかなり差がある。 予想される最大の風速(平均)はGFSで60ノット(30m/s)ECMWFで45ノット(23m/s)でこれもかなり違いがある。 ECMWFの予測だと転回点になっている種屋久・トカラ沖で速度が落ちるが、GFS(多分気象庁も)では速度を落とさず転回点から北上するので、台風がどちらの予測に従うかで中之島が暴風圏に入っている時間が変わりそうだ。

この記事を書いているうちにも、新しいデータが出てきてさらに予報の内容が変わってきており、油断できない感じになってきており、住民の事前避難が必要になってくるかも。