今回の十五夜は三地区共同開催の声もあったけれども、やはり準備不足でまとまらずに、例年通りに東区単独での開催に。
それでも変わった所もあり、西区の行事である「綱引き」を東区の十五夜会場の前でするという形式になった。
例年、東区の十五夜会場までは遠くて足を運べない事の多かった高齢者に対して、送迎を申し出てくれる方などの協力もあって、東区の十五夜にも参加して頂けた西区住民の数は例年よりもずっと多かった。
東区まで遠く、車で来ざるを得ない日の出区の住民に対しても送迎をしてもらえる体制となり、こちらからの出席者も例年を大きく上回る結果となった。
料理の準備を一手に引き受けてもらった東区の婦人部や、区長・会計だけでは到底手の回らない会場設営や、ホスト業務を積極的に引き受けてくれた住民の方の協力もあり、例年の倍ほどの人が集まった盛大なお祭りとなった。
準備運営が大変だった分、裏方で頑張った人達にも苦労の甲斐あった、楽しい祭になったのは何よりだった。
共同開催には至らなかったものの、その準備過程での議論、打ち合わせが、伝統行事としての十五夜行事の周知・アピールに繋がり、今回の盛況を齎したものと考えられる。 来期に向けた伝統行事の共同開催に向けての助走としては、悪くない成果だったと考えられ、この勢いを緩めることなく来年度の区長、会計に引き継いで行ければ良いなと思う。
