来週にはびわの収穫も始まるし、会計として東区自治会、中之島三地区自治会、ビワ生産組合の3つの会計の年度処理をしなきゃいけないと言うのに、古いPCにLinuxをインストールする遊びに逃避してしまうなど。
一台目はこれ。
ヤフオクで二千円で落として送料千円だったので占めて三千円。 十年以上前の「ネットブック」タイプの、小型軽量でatom N280などというランキング最下位クラスの低速低電力消費のCPUを積んだ「ネットにアクセスするくらいしか能のないパソコン」
これにMX Linuxの32bit版(Atom N280は32bit CPUなのである。とほほ)を入れた。 メモリは1GBしか入ってなかったので、ヤフオクで2GBのddr2 so-dimmを落として、それを入れる。(送料込みで500円くらいだから、トータルコスト3500円)
MX linuxはデスクトップ環境として軽量なfluxboxを選べるので、それをインストールしてるのだが、実際に使ってみると「何がネットブックだ。全然ネットじゃ使えないじゃん」と云う事が判明する。 webブラウザの動作が重すぎてどうしようもない感じなのだ。
標準インストールされているのはFirefoxなので、それよりはかなり軽量と言われているPalemoonを入れて改めてチェックするが、やっぱり重くてどうにもならない。 youtubeがカクカクするとかの次元ではなく、普通のサイト、要するに十島村のウェブサイト程度でも表示にアップアップな感じなんである。
(ここな。)
結論としてはCPUがatom N280ではまともにブラウジングは出来ない、それが軽量Linux上でも、ってことである。 コミセンに置いてある公共用PCはcore2 duo + 2GBのマシンだが、こっちは4k画像のyoutube動画でもカクつかずに再生できてるし、十島村のウェブサイトごときでもたつくこともないんで、最低でもcore2 duoは欲しいって話なんだろうな。
なおブラウザの方は全然ダメだが、libreofficeの方はそれ程ひどくもたつくことはない。 もっとも、こっちはそれほどちゃんと試験してないので、実際に会計とかの計算で使うとイライラする可能性はあるので、4月半ばにやらねばならない荷役組合の会計処理(これも年度末処理)で試すことになりそう。
いつもはwindows10とMX LinuxをデュアルブートにしてあるノートPC(core i3 4000m 8GB)でやるのだが、こっちの機械はHDDをSSDに更新するのにさんざん手こずって、なんとかかんとかwindows10のクリーンインストールまでこぎつけたのだけれど、これにlinuxを追加するとまた面倒なことになりそうなので、現状ただの遅いwindowsマシンになってるのだ。(まあSSDのおかげでブート時間はHDDの時の半分以下に短縮されたんだけど)
ネットブックの方は小さくて軽いんで、持ち運びは明らかに楽だから、これでなんとか仕事が出来るならありがたくはあるのである。
二台目は西区の住民センターに置いてあったノートPCで、長年使われていなかったのでコミセンに持って行って3台目の公共用PCにした。 西区の自治会長に趣旨を説明してOKをもらい、こちらにはLubuntu 20.04をインストールした。 元々はwindows vistaが入っているマシンで、ちゃんと起動もするのだが、そんなOSでネット接続するのは反社会的行為だし、そもそもまともなスピードで動いてくれない。
こっちにもMX linuxを入れようかなと思ったのだけれど、windowsの使い勝手に多少でも似てるのはデスクトップ環境にLXQTを使ってるLubuntuの方だし、今コミセンで使われてる二台のマシンのうち一台が西区のマシンと同じ機種なんで、動作実績があるというのが選択理由として大きかった。
インストールは二時間ほどで終わり、動作チェックをしたのだけれど、ブラウザの動作が非常に重い。 コミセンのマシンはメモリが2GBだが、こっちは1GBしか入ってないのが原因で、スワップがかかってゲロ重になってるのであった。 やはりブラウザって軽いソフトじゃないよなと思うんだが、なんでメーカーはAtomみたいな非力なCPUで間に合うと思ったんだろうなと不思議に思うなど。
で、またヤフオクで2GBのメモリを落とす。(こっちは少し安く、300円くらいで落ちた) ブツが来て増設が終われば、結構快適に使えそうである。