離島で貧乏暮らし

貧乏ネタでいろいろ書こうかなと……

またキワモノに手を出してしまうなど

ヤフオクを漁っていたらこんなキワモノが残り時間5分で引っかかる。 561円 安い!

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もうMSのsurface以外はなくなっちゃった印象があるwindowsタブレットで、かなり初期の製品。 2014年だから10年近く前の物。

当時はwindows8の頃で、MSがとち狂って「これからはPCではなくタブレットの時代!」みたいな事をやりだして、win8のルックアンドフィールはひどいことになり、多くのユーザーは「まあVISTAよりはマシだけどさあ…」って事になって、VISTAから大きく改善されたwin7からなかなかアップグレードしたがらなかった。(自分も最後までwin7を使った)

で、win7の頃から「メモリは4GB無いとダメだよね」って感じになってた筈なんだけど、何とこのwinタブはメモリ2GBで増設もできない。 2014年の新品の時点でかなりアレなマシンだっただろうと思うんだけど、あろうことかこれをwindows10(32bitu版)にアップグレードしてくれてるので、品物が届く前の時点で「絶対使えねえな、これww」と確信できる代物である。

だからこそ561円だったんだろうと思うが、windowsでは使えなくても軽量linuxなら何とかなるかもと思い、561円で落ちるならばと終了3分前に入札すると、あっさり落札。 送料が3倍かかって支払い総額が2100円になり、お得感はかなり削れる。

で、落としてから色々調べると、CPUがAtom Z3795で、これはPassmarkで1000くらいは叩く石なので。前回買ったミニノートPCのAtom N280が300越えないことを考えれば、大分マシな感じではある。 なお、最新のローエンドCPU(N100)は5000くらい行く。

問題なのは、このタブレットUEFI(32bit)であること。 CPUは64bit対応だが、インストールされるwindows8が32bitなのでそうなってるらしい。 この頃のwinタブでは良くある構成とのことだが、これから入れようと思っているlinuxはほとんどが64bit版だけしかない(特にubuntu系は32bit版が二世代前にディスコンになってる) debian系だと32bit版もまだあるので、それで良いかと思ったんだが、debian自体はプロプライエタリデバイスドライバを入れないので、そっち方面がてんこ盛りの ubuntu系に比べると、後から手間がかかるらしいのと、32bit系のlinuxUEFIに対応せずBIOSじゃないとインストールできない、みたいな情報もあってややこしい。

まあ、64bitのlinuxUEFI(32bit)の機械にインストールする裏技はあるみたいで、説明も結構ネットにありはするので、それを見ながらガチャガチャいじることになりそうである。

希望的観測を言えば「MX linux fluxbox版(32bit)がそのままインストールされて欲しい」なんだけど、そう甘くはなさそうである。